自家焙煎の方法2
焙煎を始めます。
豆の準備はできましたか?
この焙煎器でコーヒー豆を煎れる量はおよそ100g約20%の水分が蒸発しますので、120gを焙煎器に入れます。
ガスコンロの火力ですが最初は小さくしてやってみましょう。要領がつかめた2回目から少し大きくしてみましょう。
1秒間に2回、コーヒー豆がザルの中で上下に回転するように振ります。この焙煎器の良い所は熱が隅々まであたり、豆がぐるぐる回れる所です。
銀杏煎り器はこれができませんね!
煎り始めます。
先ずはよけいなゴミが出ますので火にかけず流しでよく振りましょう。焙煎の練習もかねて!ゴミが落ちたら火にかけましょう!(それでもコンロのまわりは汚れます)
コンロの上10cm位に焙煎器がくるようにして、豆が回るように振ってください。
豆にもよりますが5分位から10分以内にパチパチとハゼがはじまります。
豆の色に注意しながら、全体が同じ色になるように煎ってください。
色むらが出た場合は火が強い又は火に近いです!
煎り上がり。
最初の1ハゼ(パチパチの音)が鳴り止んで10分位で焼き上がりますが、2ハゼ(チリチリという音)で判断します。
コーヒー豆のしわが伸びている事を確認しながら2ハゼが始まり5秒位で仕上げる感じで上げてみましょう。
急速冷却します。
仕上がったら冷却です。
これは焙煎と言う化学変化をいかに早く鈍らせるかという事なのです。
うちわや扇風機でも冷却できますが、この焙煎器の利点2!火から離してそのまま振り続ければ冷却できるのです!!!
冷却後は空き箱やトレーに出して、打ち身豆や貝殻豆をハンドピックします。
それから煎りが浅いからとダブル焙煎すると味や香りがだいぶ変わりますのでよほどで無い限りはダブル焙煎はおすすめしません。